自閉症 統合失調症 併発

自閉症と統合失調症の併発について

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自閉症と統合失調症の併発について調べてみました。
自閉症スペクトラム障害の人には、妄想性パーソナリティ障害も多いことが分かっています。
「空気を読む」ことが難しいため、自分がうまくコミュニケーションを取れているのか自信が持てないことが妄想の一因になります。
ちなみに一般人口における統合失調症の割合はだいたい1%程度と言われています。
自閉症スペクトラム障害と統合失調症の併発率は129人中4人で3.1%と若干多くなっています。
妄想性パーソナリティ障害との関わりの究明がこれからの課題です。

 

自閉症とは?

自閉症は大きく分けて、高機能自閉症と低機能自閉症に分けられます。
自閉症は広汎性発達障害の一種です
自閉症は、英語では「Autism」、日本語ではカナー症候群や小児自閉症などとも呼ばれている広汎性発達障害の一種になります。
児童精神科医であるアメリカ人のレオ・カナーがこの病気についての論文を発表したため、このような名前がつきました。1943年の事です。

 

なお英語での呼び名である「Autism」を直訳すると、日本語での表現は「自閉」となります。
この言葉の印象から、自閉症はうつ病や引き籠もりの様に自分の世界に閉じこもっている状態を表すのに使われることがありますが、自閉症の本来の症状はこれらとは全く異なる障害なのです。

 

この障害は、全ての人が同じ病状を示すわけではありません。人によってそれぞれ違います。
知的障害と言語障害の両方を伴う場合、どちらか片方を伴う場合、どちらも伴わない場合など様々なパターンがあり、大きく高機能自閉症と低機能自閉症の2つに分かれます。

 

高機能自閉症と低機能自閉症について

高機能自閉症
IQが70以上で知的障害を伴わず、自閉傾向が強く、知能指数(IQ)が70以上ある自閉症のことを高機能自閉症といいます。
知的障害を伴わないタイプの自閉症であり、HAやアスペルガー症候群と呼ばれることもあります。

 

人とのコミュニケーションに問題があるので、3歳以降に特徴が顕著になりそれとわかる場合が多いです。
興味の対象が非常に限定されているといった特徴がありますが、健常者を遥かに上回る記憶力や暗記力を備えているケースも見受けられます。

 

低機能自閉症
カナー症候群とも呼ばれています。
低機能自閉症とは、自閉度が高く知能指数(IQ)が70以下の自閉症のことをいいます。
知的障害を伴う自閉症であり、全体の70%はこのタイプに当てはまると言われています。

 

カナータイプやカナー症候群は、この低機能自閉症のことを指しています。
まったく言葉を発しない人、同じ言葉ばかりを繰り返す人などさまざまですが、人との会話が困難という点は共通しています。

 

自閉症と統合失調症の併発について

最近では自閉スペクトラム症の人が統合失調症と誤診され、必要ではない投薬を受けたことが公になり批判されたりしています。
これは一つには精神科医全般の技量の不足が原因とも言えますが、逆に両者がそれだけ見分けにくいということの証明にもなります。

 

また、最近の統計では統合失調症の人の10%に自閉症の併発が診られたというのもありますが、まだ確かな統計とは言えません。
しかし、何らかの因果関係が将来、解明できるでしょう。

 

統合失調症を理解するためのお薦め書籍
知ることから理解が生まれます。
理解できれば不安が小さくなります。

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