統合失調症 治療薬一覧?

統合失調症の治療に使われる薬にはどのようなものがあるのでしょうか?

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統合失調症の治療に用いられる薬は、抗精神病薬と呼ばれていて、現在十数種類ほどあります。この薬を服用することにより、感情の不安定、妄想、幻覚、思考の障害などの症状を軽くすることができます。脳の中でいる起こっている情報伝達機能の乱れを改善させることによって、症状が抑えられると考えられています。
日本では、現在十数種類の薬が治療に使われています。

 

統合失調症治療薬の特徴とは
現在使われている抗精神病薬は大きく分けると、
1,主にドーパミンという神経伝達物質に作用することにより、陽性症状に対する効果が期待される「従来型の抗精神病薬」
2,主にドーパミンとセロトニンという神経伝達物質に作用して、陽性症状と陰性症状の両方に効果が期待されている「新規抗精神病薬」
の2種類があります。薬の効果には個人差があるため、どの薬が効果があるか、量はどれくらいにするか、副作用はどうか、などを検討しながら、その人に合った薬と量を見つけていく必要があります。そのためには、患者さんが、処方された薬を正しく服用し、その結果としての症状の変化を主治医にしっかりと伝えて分析してもらう必要があります。
従来型(定型)抗精神病薬
思考の混乱といった症状や、幻覚・妄想など、陽性症状に効果があるとされています。
従来型抗精神病薬は、ドーパミンの過剰な活動を抑制することにより、症状を改善します。本来、ドーパミンは人間の活動に必要なものでもあり、その働きを抑えすぎてしまうと手が震えたり、体が硬くなったりする症状(錐体外路症状)が副作用として現れます。
また、プロラクチンというホルモンが放出されすぎて、生理が止まる、乳房がはったり乳汁が分泌されたりする、性欲がわかない、といった副作用が出る場合もあります。 その他、のどの渇き、便秘、排尿障害などが現れる抗コリン作用による副作用があります。
新規(非定型)抗精神病薬
最近新しく開発されたのが新規抗精神病薬です。手が震える、体が硬くなる等の(錐体外路症状)副作用が少ないという特徴があります。新規抗精神病薬は従来型抗精神病薬と異なっている点が多いので、新規抗精神病薬を非定型抗精神病薬、従来型精神病薬を定型抗精神病薬と呼ぶこともあります。
新規抗精神病薬は、錐体外路症状が少ないだけでなく、気持ちをうまく表現できない、意欲がわいてこず引きこもってしまうといった、陰性症状に対する効果が従来型抗精神病薬よりも大きいとされています。
しかし、新規抗精神病薬でも、体重の増加、プロラクチンの上昇、眠気、口の渇き、心電図の変化(QTc延長)などの副作用が出る場合があります。また、一部の薬剤については、糖尿病を患っている方には使用できません。
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主な統合失調症治療薬一覧

分類 一般名 商品名
従来型抗精神病薬 クロカプラミン クロフェクトン
クロルプロマジン コントミン、ウインタミン
スルピリド ドグマチール、アビリット、ミラドール
ゾテピン ロドピン、メジャピン
チミペロン トロペロン
トリフルオペラジン トリフロペラジン
ネモナプリド エミレース
ハロペリドール セレネース、ハロステン、リントン
ピモジド オーラップ
フルフェナジン フルメジン
ブロムペリドール インプロメン
ペルフェナジン PZC、トリラホン
モサプラミン クレミン
レボメプロマジン ヒルナミン、ソフミン、レボトミン
新規抗精神病薬 リスペリドン リスパダールなど
パリぺリドン インヴェガ
クエチアピン セロクエル
ペロスピロン ルーラン
オランザピン ジプレキサ
アリピプラゾール エビリファイ
ブロナンセリン ロナセン

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