統合失調症 お金 管理

統合失調症になるとお金の管理が出来なくなります。

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統合失調症を発症すると、その症状である認知機能障害のため、お金の管理が出来ずにあればあるだけ使ってしまいます。
本人に、未来を予測して計画的にお金を使う能力が無くなるためです。
ですので、お金の管理は周りの家族がしなければならなくなります。
しかし、お小遣い程度ならそれほど問題になりませんが、本人に財産などがある場合はその管理は難しくなって来ます。
症状が重症で家族がいる場合は、医師の診断により後見人が代わりに管理することが出来ます。
しかし、身寄りがない場合が問題になってきます。
それを解決するのが、成年後見制度です。
例えば、こんな場合に大変助かる制度です。
1、親などから相続した財産(家・土地・まとまったお金)がある場合
2、長期入院中をしなければならず、手帳などの申請や年金の受け取りのために提出する書類の作成など、自分に代わって頼む身内がいない場合
3、今は自分で管理できるけど、将来、自分に代わって家やお金の管理を頼める身内がいない場合
この制度は、判断能力が不十分な人が、判断能力が低下しているために大事な財産を失うような契約を結んでしまう事などを防ぐための制度です。この制度を受ける統合失調症を含む精神障害者本人に代わって、日常生活上で求められる法律的な手続きを後見人に代行してもらうことができます。
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成年後見人には基本的に次の権限が与えられます。
1、本人が取引や契約を行う際、後見人の「同意」が必要になる。
2、後見人の同意を得ないまま行われた契約については、後見人が取り消すことができる。
3、取引や契約を、当事者に代わって後見人が行う。
法定後見人制度については、3段階があります。
家庭裁判所が精神障害者本人の意見を尊重しながら選任する成年後見人に、障害の程度に応じて一定の権限を与えるものです。本人の判断能力に応じて、次の3段階があります。
補助人制度
本人の判断能力がある程度十分でない場合に使う制度。ふだんの買い物は自分でできても、財産管理については自信がないといった方に適しています。「土地の売買の際にのみ補助してほしい」というように、予め権限委譲する範囲を決めておき、補助人はその中でのみ同意・取消権、代理権を行使します。同意・取消・代理のいずれも本人の同意を得て進められます。
保佐人制度
本人の判断能力が著しく不十分な場合に使う制度です。民法12条に定められた「法律行為」(賃貸による収益、財産の売買、新築・増改築、贈与、借財など)に関してはすべて保佐人に同意・取消権が与えられ、予め申し立てられた範囲内で本人の同意がある場合に代理権を行使します。
後見人制度
重症の精神障害があり、判断能力を常に欠いているという場合に使う制度です。後見人は法律行為だけでなく、日用品の購入以外のすべての財産管理に関して同意・取消権、代理権を行使します。いずれも本人の同意は不要で、後見人の判断だけで行えます。
成年後見制度を利用したい時は必要書類を家庭裁判所へ提出しなければなりません。病院などで詳しく説明してくれるはずです。
統合失調症を理解するためのお薦め書籍
知ることから理解が生まれます。
理解できれば不安が小さくなります。

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