統合失調症 陰性症状 うつ病 違い

統合失調症の陰性症状とうつ病の違いとは?

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統合失調症の陰性症状とうつ病は似ています

統合失調症は脳内のネットワークが何らかの原因によって機能しにくくなるために発症する病ですが、うつ病や躁うつ病の場合も似たような症状が出ることから素人目には区別がつきません。
うつ病のきっかけになることが多いのが、喪失体験です。
特に高齢者の場合には歳を重ねる分、喪失体験が増えることから、うつ病を引き起こしやすくなります。
このあたりも発症年齢の比較的低い統合失調症とは違うところです。
大切な人の喪失、健康の喪失、社会的役割の喪失が主な原因になります。
統合失調症もストレス脆弱性があり、喪失体験をきっかけに発症する事もありますのでこのあたりは判断しにくい所でしょう。
色々似たようなところのある統合失調症の陰性症状とうつ病ですが、その違いを見て行きましょう。

 

統合失調症の陰性症状とうつ病の違い

 

※陰性症状
話をしていても支離滅裂で会話にならない。
幻覚、幻聴、妄想があり、特に幻聴が多く診られる。
身体症状はほとんどない。殆んどの場合、本人に病識がない。
抗精神病薬が比較的良く効く。
抗うつ薬はほとんど効果がない。
適切な治療しないと廃人になる恐れがある。
何らかの課題に取り組んでもできない。
寝過ぎるくらいに睡眠をとる。

 

※うつ病
話をしてても、一見素人目には著しい異常とは分からない。
幻覚、幻聴はないが、妄想はしばしば診られる事があるがそれほどひどい症状が診られる事はない。
身体症状が多く診られる不眠、過眠、食欲不振、頭痛、性欲減退などです。
本人に病識がある。
うつは朝方が症状が強く、夜になるといくらか和らぐ場合が多く、うつの強さはその日によって違う。
抗うつ薬がよく効く。
症状がひどくなっても廃人になることはない。
何らかの課題をだしても、出来る日とできない日の差が大きい。
不眠は睡眠薬だけでは根本的に治らない場合が多く、眠気の出る抗うつ薬が効果的です。

 

統合失調症の陰性症状とうつ病の違いは上記のとおりです。
また、統合失調症は内因性の病気であり、うつ病は心因性の病気であると区別されます。

 

敢えて言えば、脳の病気と心の病気の違いと言う事になります。

 

今では私たちが心と表現していたものが、全て脳内で起こっている事が解っています。
イメージとしてとらえる必要があります。

 

統合失調症を理解するためのお薦め書籍
知ることから理解が生まれます。
理解できれば不安が小さくなります。

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