統合失調症 連合弛緩

統合失調症の連合弛緩って何?

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統合失調症の連合弛緩って何?
連合弛緩(れんごうしかん)とは、考えのまとまりがなくなり、つぎからつぎへと関連のないことが頭に思い浮かび、ついには支離滅裂になる事、「言葉のサラダ」とか表現されています。そのまま文章や言葉にすると本人以外には意味のない言葉の羅列としか受け取れません。
しかし、回復しつつある統合失調症の患者の方に聞いてみると決して支離滅裂な訳ではないようです。
その時の連合弛緩の症状としては、ゆっくり穏やかに進んで行くようです。

 

例えばあなたが告白した相手に断られたとします。その時に振られてしまった。
これで一生独身だ」とか入試の模試で悪い点数をとった時に「点数を取れなかった、これで理想の仕事に就けない」とか思う事があると思います。
どうでしょう、別段おかしくは感じないんじゃないでしょうか?
しかし冷静に考えてみますと、振られた⇒一生独身、点数が悪い⇒理想の仕事に就けない、と結構、話が飛躍しているのが分ると思います。
人は思い詰めると健康な人でも連合弛緩になってしまうのです。これがさらに悪化すると、さきほど出てきた「言葉のサラダ」という状態になります。

 

ここに「思考の接続がうまくいっていない」という連合弛緩の問題の本質があります。この問題こそが、思考の統合が失調している症状なのです。
思考の接続が上手くいかなくなるため、言葉の接続も上手くいかなくなる状態です。現在までの統合失調症の調査によると統合失調症患者はダジャレや語呂合わせのような文章を好むと言われます。統合失調症の症状に同じ思考や行動を繰り返す、というものもありますから、イメージからさらにイメージを引き起こしやすいのでそれで言葉のサラダ状態になるのでしょう。
言葉のサラダと言うと、何の脈絡も無く言葉が羅列しているように思えますが、実は統合失調症の患者さんの頭の中では、しっかりイメージとして連続しているのが分っています。例えばある統合失調症の方に、「飛行機で何を連想しますか?」と聞いたとします。すると「東京ドーム」と応えたとします。全然連想できませんが、その時その人の頭の中では、飛行機⇒飛ぶ⇒バッタ⇒バッター⇒野球⇒東京ドームと言う具合に私たちが連想するような形で繋がっていたのです。表面に出た言葉だけでは読み解けませんが、言葉のサラダと言っても決してただのごちゃ混ぜでは無い事は認識しておけば少しは理解出来るでしょう。
統合失調症を理解するためのお薦め書籍
知ることから理解が生まれます。
理解できれば不安が小さくなります。

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