統合失調症 幻聴 内容

統合失調症の幻聴の内容って?

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統合失調症の幻聴について

統合失調症における幻聴とは、どう言うものなのでしょうか?
幻聴は統合失調症に診られる症状の中でも発生頻度の高い症状です。

 

幻聴とは実際にはあるはずのない人の声や音が聞こえてくることですが、統合失調症患者さんの実に75%が体験するとても特徴的な症状です。
幻聴は4つの原因が関わって起こるといわれていますが、その4つとは、不安過労不眠孤立です。

 

不安や不眠、過労は休養をとる事によって回復したり、薬を服用する事で緩和するものですが、孤立は休養や、薬を飲んでも治ることはありません。
統合失調症の治療では、不安や不眠、過労の3つを治療する事はできても、孤立感に対してはどうしたら良いのでしょうか?
先ず、統合失調症の幻聴とはいったいどういう内容なのかを理解した上で考えてみましょう。

 

統合失調症の幻聴の内容とはどんなもの?

現在までの統合失調症の研究の統計により、その内容には次のようなものがある事が分っています。

 

1.「殺すぞ」「お前なんか死ね」などと言う脅迫的な幻聴。

 

2.「お前はサイテーな奴だ」「お前は生きていても意味が無い」など、自己否定からくる軽蔑・嘲笑の幻聴。

 

3.「おまえ世界的スターだ」「お前に出来ない事は無い」など、おだてるような幻聴。

 

4.「何も心配しなくて良いよ、大丈夫だよ」などの、あたたかい支援的な幻聴。

 

中でも多いのは1,2の幻聴だそうです。
こういった幻聴は、現実の人の声とは異なり脳の中に直接響いてくるような感じで、非常に神秘的で、かつリアルで口調はかなり高圧的で命令的なものが多いようです。

 

ある患者さんの表現によると、天使の声のように天から降ってくるような感じで聞こえて来る事もありますし、悪魔のように地の底から響いてくるような感じで聞こえて来る事もあります。
いずれの場合も、同じ内容をしつこく繰り返してくるようです。さらに症状が進むと、あたかも自分自身の考えかのように口調を変えて現れるようになります。

 

自分の考えていることが声になって聞こえてくることを考想化声と言いますが、具体的に表現しますと、「もうすぐ電車がくるね、今飛び込んだら家族もあなたも楽になれるんだよ、さぁ、勇気を出して」と言う感じで非常に説得力のあるものになります。

 

統合失調症の自殺率が一般の30倍である事も頷けます。
幻聴が聞こえるというのは本人にとっても非常に辛い症状ですが、そんな辛い体験をしている事を家族に否定されてしまうと救われませんから、本人が抱えている現実を一緒に受け止めてあげる姿勢がとても大切になります。
孤立感を埋めるのは家族にしか出来ないのです。

 

統合失調症を理解するためのお薦め書籍
知ることから理解が生まれます。
理解できれば不安が小さくなります。

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