統合失調症 EE

統合失調症におけるEEとは?EE(対処編)

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統合失調症の患者さんを抱える家族のみなさんは、倫理的に患者さんには優しく接したいと分っています。しかし、実際に患者さんを抱えてしまうとサポートをする家族の負担はどうしても増えてしまいます。夫が統合失調症になれば、妻は夫の身の回りの世話をしなければならなくなりますし、夫が仕事に行けない状態であれば、妻が代わって働かなければなりません。統合失調症は治療も長期に渡るため、家族の負担は大変大きいのです。「病気が悪いんだから仕方ない」と頭では分かってはいても、現実に負担が増えればストレスが溜まりますし、ストレスが溜まれば、そのはけ口はどうしても患者さんに向いてしまうのです。
また、統合失調症についての知識がないため、どのように接すれば良いのかが分からないというのも理由の1つです。陽性期の統合失調症の患者さんが明らかにおかしな発言をしていれば、その発言を否定してしまいますし、陰性期の統合失調症の患者さんがゴロゴロ寝てばかりいれば、イライラする気持ちも分ります。長期間、統合失調症の患者さんとの生活は、いくら家族とは言えストレスになります。しかし、一人では普通に生活を送れない患者さんのサポートをするのは、やはり周りの家族です。家族だけで負担を抱え込んでしまえば、ストレスはどんどん溜まり、家族も患者さん本人もぎくしゃくした険悪な家庭環境になってしまいます。
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そうならないためには、家族だけで問題を抱え込まない事です。行政機関や医療機関に頼る事で負担を軽減する事もできます。
公的に受けれるサービス、障害年金や障害者手帳などを受けることで経済的な生活が少し楽になり、それだけで、家族のストレスもたまりにくくなるでしょう。精神科の病院でも医師やケースワーカーが相談にのってくれるはずです。
統合失調症を学ぶ事も大事です。正しい判断はしっかりした知識の上で成り立つものですし、知識が無いと必要以上に不安になるものです。統合失調症を正しく理解することで正しく悩む事ができます。知識のない漠然とした悩みは解決の糸口が見つかりませんが、知識があって正しく悩む事は解決できる可能性があります。
また、同じ悩みを持つ人達の集まりに参加する事も、情報交換のみならず悩みを共有できて精神的にも楽になります。大変なのは、自分たちだけではないと言う事がどれだけ心強いかわかりません。
統合失調症は、患者さんの症状が悪化して手に負えなくなる場合もあります。そんな時は迷わず病院に頼りましょう。専門家でしか解決できない場合もあります。時には距離をおく事も必要です。
統合失調症を理解するためのお薦め書籍
知ることから理解が生まれます。
理解できれば不安が小さくなります。

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