家族 統合失調症 診断

家族が統合失調症と診断されたら

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現在では、統合失調症を治療するための抗精神病薬も、研究の進歩によって開発が進められ、予後も明るい兆しが見え始めています。最近話題になったIPS細胞を使った実験も進められています。これにより今まで生体の脳の研究は解剖しないと出来なかったため出来ませんでした。IPS細胞を活用する事により統合失調症に関わる遺伝子の研究がより進んで行くと期待出来ます。それでも現在、患者さんを抱えていらっしゃるご家族は色々な面で大変だと思います。統合失調症は、比較的早期に適切な治療を始めた患者さんの場合、殆んど寛解したり軽度の障害が残ってはいるが、社会復帰も実現している、という良い結果が得られる割合は、50%ほどと高い数字が示されています。これは過去のデータから計算された数字なので、医療技術や薬剤が進歩している今では、もっと高い治癒率になると考えています。
厚生労働省のホームページによると、統合失調症の治療において重度の障害が残る割合は、わずか10%〜20%とされています。症状があらわれてから薬物治療を開始するまでの期間が、その後の経過に大きく影響してきますので、早期発見・早期治療が非常に大切になってきます。
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※陽性症状の見極め方
統合失調症の陽性症状は、急性期(発病初期)に見られる症状です。この段階でいかに早く見極められるかがその後の予後に大きく影響します。症状としては、主に妄想や幻覚などがあらわれます。本人としては、妄想や幻覚としてで無く現実であると認識していますので、会話のまとまりがなくなったり、独り言、独り笑いなどの症状がでてきます。統合失調症は特に幻聴が多く見られるのが特徴です。代表的な幻聴としては「お前は偽善者だ」などと本人を批判するような内容や「鍵を閉めろ」などと命令する内容、「今部屋に入りました」などと実況放送をしているような内容などです。このような症状が出た場合迷わずに精神科を受診させるべきです。
また、妄想や幻覚などの陽性症状では、本人の苦しさを理解することが大切になってきます。本人でない限り、病気の苦しみを理解することなどはできないでしょうが、本人が苦しんでいるという事実を理解することならできるはずです。苦しさ、辛さを肯定して共感すること、苦しさを共有することが周囲の人間が統合失調症患者に対してできる唯一の事、そして一番大事な事と言っても良いでしょう。
統合失調症を理解するためのお薦め書籍
知ることから理解が生まれます。
理解できれば不安が小さくなります。

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