統合失調症 原因 ストレス

統合失調症の原因がストレスにもあるって本当?

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対人関係、仕事などのストレスが症状を悪化させていると言われる統合失調症です。正確には、ストレス性の統合失調症という病名は存在しません。ストレスからくる統合失調症と言いますが、統合失調症は内因性のものです。脳内の神経伝達物質の伝達系の異状で症状が起こります。脳内のネットワークが上手く機能しない状態を言います。それに対しストレスが原因の精神疾患は心因性と呼ばれる神経症の病気になりますので、正確には心因性精神障害には、神経症、心因反応、心身症などがあり、心理的な要因で起こるものとされています。なりやすい素質というのはありますが、身体的な異常がない人でも起こりうるものです。
会社におけるストレス、人間関係、本人の性格に起因するもの、大きな精神的ダメージを受ける出来事など心理的、環境的な要因が発病の原因になりますが、本人にとって、きっかけや理由がはっきり認識できるのが心因性精神障害の特徴です。心因性の疾患は、主に、遺伝的なものよりも環境や性格によるものが多く、内因性の疾患よりは症状が比較的軽いものになります。
一方、内因性精神疾患というものは、遺伝によるものであるとか、生まれるまえに起こった脳の血流の障害によるものであるとか、ウイルスの感染によるものであるとか、いろいろな説がありますが、今のところ、はっきりし
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た原因がわからないものです。これには、統合失調症とか、躁うつ病といわれる病気まで含まれています。もう一つあって、身体因性精神疾患というものです。心因性が「心」に原因があるというのに対して、この身体因性は「身体」に原因があるという意味です。これはさらに二つに分けられます。一つは脳器質性精神疾患といわれるもので、脳自体の病気によって起こるもので、もう一つは症状性精神疾患といわれるもので、脳以外の身体の病気によって起こるものです。脳器質性精神疾患には、アルツハイマー病や脳梗塞による痴呆、脳腫瘍による妄想などが含まれており、症状性精神疾患には、甲状腺機能異常や膠原病により引き起こされる躁状態などです。
統合失調症がストレスに対して非常に敏感で弱い(ストレス脆弱性)のは確かです。原因ではありませんが、引き金や、症状を悪化させる事は間違いありません。しかし、ストレスにより脳内物質の分泌などに影響がある事が解って来て、ストレスが大きく関わって来るのも証明されつつあり、心と身体の密接な関係も科学的に解明されつつあります。心も身体である脳が作り出すものですから、本来は区別するものではないかも知れません。
統合失調症を理解するためのお薦め書籍
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理解できれば不安が小さくなります。

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